水道水はどうやってつくられる?

水道水はどうやってつくられる?

 

水道水はどうやってつくられるのでしょうか。

 

水道水は地下水や湧き水、川や湖の水を原水としています。
地下水や川などの原水をきれいにして水道水を作ることを浄水を言いますが、浄水方法には、

 

天然の地下水ができる過程と同じようにゆっくり砂層でろ過する緩速ろ過式と、
薬品を利用して機械的にろ過する急速ろ過式、
特別な浄化処理を行わず塩素消毒のみの直送方式

 

の3種類があります。

 

緩速ろ過式は昔は一般的なろ過方法で、水本来の味を損なわせず、おいしい水になるのですが、ろ過速度が遅いため大量に水道水を供給することができなくなり、現在はほとんど使われていない方法です。
植物プランクトンの増殖や洪水で水が濁った場合は浄化機能が衰えるのも欠点です。

 

急速ろ過式は硫酸アルミニウムやポリ塩化アルミニウムなどを加えて細菌・プランクトンを重い浮遊物に変化させた後、きれいな上澄み水を砂でろ過します。
早い時間で大量の水道水が作れるので現在では急速ろ過式が一般的ですが、浄化力や微生物を取り除く力は緩速ろ過式に劣っているため、塩素をはじめ、さまざまな薬品を大量に使うことになるのです。

 

直送方式は原水がきれいで、塩素消毒以外の浄化処理が必要ない場合に限られます。